GAMES

【戦評】vs大同特殊鋼レッドスター[第7戦] / Team Staff Review_20201122

「2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN」第7戦
前日に引き続き、宮崎県都城市にて行われた、ヴォレアス北海道vs大同特殊鋼レッドスターの一戦。

開幕から6連勝と波に乗るヴォレアス北海道に対し、強敵/富士通との今シーズンの戦いを既に二敗で終え、負けられない大同特殊鋼。
一方ヴォレアス北海道は、前日に今季初出場を果たしたキャプテン古田をスターティングラインナップに入れ、以下の布陣で試合に臨んだ。

●11/22土 vs大同特殊鋼レッドスター スターティングラインナップ
S(17)/辰巳遼
MB(3)/田城貴之
MB(23)/田城広光
OH(13)/佐々木博秋
OH(20)/戸田拓也
OP(4)/古田史郎 Captain
L(10)/白石啓丈

各セット常にリードを許し、その焦りからか流れを掴みきれない。
個の能力は高いものの、大同特殊鋼のチームとしての強さに屈してしまったヴォレアス北海道。

この対戦では、オフェンス・ディフェンスどちらのシチュエーションでも、チームとして展開したい内容が出し切れなかった部分が散見された。
キャプテン#4/古田史郎(OP)も復帰し、更なる飛躍が期待できると思われた中での敗戦となってしまったが、チームとしてこの内容を真摯に受け止め、改めて地に足をつけて成長していきたい。

残念ながらセットカウント0-3、ストレートでの敗戦となりましたが、以下の戦評とピックアッププレーをぜひご覧ください。

ヴォレアス北海道 0 20 – 25
20 – 25
21 – 25
3 大同特殊鋼レッドスター
Team Staff Review

● 第1セット

今シーズン見られなかったスターティングポジションでラインナップを組む大同特殊鋼。
事前の確認とは異なる展開にも動じず、序盤はサイドアウトを奪い合いながら拮抗したゲーム展開となる。
中盤にかけて、大同特殊鋼の好サーブでレセプション[*1]が崩され、アタッカー優位な状況を作れない場面が増える。
さらに大同特殊鋼の粘り強いブロック・ディグ[*2]から展開されるテンポの良いトランジションアタックに苦しめられるヴォレアス北海道。
2ndテクニカルタイムアウトを大同特殊鋼に許し迎えた終盤、#3/田城貴之(MB)のディグからブレイク[*3]奪うなど意地を見せるも最後まで追いつくことはできず第1セットを落とす。

[*1 “レセプション” = サーブレシーブのこと] [*2 “ディグ” = 相手スパイクをレシーブすること] [*3 “ブレイク” = サーブ側のチームが得点を奪うこと]

(スタメン復帰し、バックアタックを放つ #4/古田史郎)

● 第2セット
第2セットは従来通りのスターティングポジションに戻してきた大同特殊鋼。
序盤のヴォレアス北海道は、#23/田城広光(MB)の強烈なサービスエースや、そのサーブで崩し#4/古田史郎(OP)のバックアタックに繋ぎ、2連続ブレイクを奪うなど上々の立ち上がりを見せる。
しかし、中盤にかけては、精度の高い大同特殊鋼のブロックタッチからのトランジションアタック[*4]に対応できず5連続得点を許してしまう。
また、サーブで攻めきれないヴォレアス北海道は3点しか獲れないまま、2ndタイムアウトを迎えた。
終盤にかけては、#4/古田史郎(OP)のキルブロック、#10/白石啓丈(L)の気迫のディグなど好プレーも随所に見られたが、得点差を詰められないまま20-25のスコアで第2セットも落としてしまう。

[*4 “トランジションアタック” = 相手チームのアタックをディグして攻め返す、攻守の切り替え後の攻撃のこと]

(#23/田城広光のスパイク)

● 第3セット
絶対に落とすことのできない第3セット、#20/戸田拓也(OH)に替えて#0/越川優(OH)を投入。
#13/佐々木博秋(OH)・#4/古田史郎(OP)と経験豊富なメンバーを揃え、落ち着きを取り戻したいヴォレアス北海道。
しかし、1stテクニカルタイムアウトを大同特殊鋼リードで迎えてしてしまう。
このままでは終われないと、7-10の場面でサーブについた#4/古田史郎(OP)の強弱織り交ぜたサーブで3連続ブレイク。
スコアを10-10に戻し、その後はお互い譲らず終盤を迎える。
17-17で迎えた#3/田城貴之(MB)のサーブではノータッチエースを奪い、一歩リードを奪うことに成功したが、大同特殊鋼の粘り強いディフェンスに阻まれ再びリードを許すと、21-25で第3セットも落とし、今シーズン初の敗戦となった。
(#3/田城貴之・#17/辰巳遼のブロック)

Pick up PLAY

● 戸田 拓也 [#20 アウトサイドヒッター]
冷静にオーバーカットパスにて#17/辰巳遼(S)に返球し、しっかりと助走をとった#20/戸田拓也(OH)。
1枚となった相手ブロックの横からインナー気味にスパイクを突き刺した。
(第2セット/4-6 と2点ビハインド時)

● 田城 広光 [#23 ミドルブロッカー]
#23/田城広光(MB)の持ち味であるキレのあるサーブ。
ドライブ回転がしっかり掛かったそのボールは、相手選手にレセプションをさせず、腕を弾き飛ばしサービスエースとなった。
(第2セット/22-19リード時)

● 古田 史郎 [#4 オポジット]
高さがありドライブが掛かる#4/古田史郎(OP)のジャンプサーブが、サイドライン際・選手の手前にドロップする形で炸裂する。
このプレーを含め、古田のサーブターンで3連続ブレイク、10-10に追いつく。
(第3セット/8-10 2点ビハインド時)

さて、来週11/28-29は北海道札幌市にてサフィルヴァ北海道のホームゲームが開催されます。
北ガスアリーナ札幌46にて行われる北海道ダービー ”サフィルヴァ北海道vsヴォレアス北海道” にご注目ください。

観戦をご希望の方は、以下の応援シートにてともに戦いましょう!!

●ヴォレアス北海道応援シート(選べる3種のタオル付き)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オフィシャルツアー参加者用の座席の隣のエリアにて、30席限定でヴォレアス北海道応援シートを販売いたします。
ヴォレアスサポーターの皆さんで、赤で埋め尽くしましょう!!

✩✩特典✩✩
◎ヴォレアス北海道オリジナルジャガードタオル3種(越川モデル/ファイティングレッド/ソウルブラック)から一枚プレゼント!

1) 2階A席W17ブロック (一般): 3,000円(税込)
〈ヴォレアス北海道オリジナルジャガードタオル(税込2,310円)付き〉

2) 2階A席W17ブロック (高校生以下): 2,000円(税込)
〈ヴォレアス北海道オリジナルジャガードタオル(税込2,310円)付き〉

※詳しくはこちらのページをご確認ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、北海道ダービーの翌週(12/5-6)は、本拠地旭川でのホームゲームが開催されます。
対戦相手は、昨年3位の埼玉アザレア・そして今週敗れた大同特殊鋼レッドスターへのホームリベンジマッチ。

本拠地・旭川にて、ぜひご声援をお送りください。
We are VOREAS!!

2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN 旭川大会
荒井建設 presents VOREAS HOKKAIDO 3rd HOME GAME

詳細はこちら!

VOREAS HOKKAIDO Team Staff